忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2025/05/03

入院、鋼線挿入まで

滋賀入りしてから今日で6日、入院生活5日目。 

【4/28】 
まず初診で整形外科の先生とこれからについてお話しました。内容はマルの症状は完全脱臼(タイプC)でしかも年齢(1歳7ヵ月で既に歩行している)から鋼線牽引の方が良いでしょうという事でしたが私達親も子も納得がいく方法を取った方が良いので鋼線牽引に抵抗があるならその前に普通の牽引をしてしばらく様子を見て骨が下がってこないようなら鋼線牽引に切り替えるという方法もあると進められました。
水野病院の鈴木先生もそうだったけどこちらの先生も私達を焦らせたり不安にさせたりしない方でマルをお任せしようと思える先生でした。
焦らずゆっくり考えてみて~と言われましたが1日に鋼線を入れる為の手術室の予約を入れているのでまずこの段階で普通の牽引で様子を見るかを決めることになると思う。
 
診察の後は病棟へ行きまずは雰囲気に慣れることからスタート。同室のお友達に挨拶したあと隣のプレイルームでままごと遊びをしてリラックス。
そしてMRI(レントゲンよりももっと詳しくわかるように)を撮りました。これがかなり大変で40分間じっとしていなくてはならないので睡眠剤を使用。しかし途中で起きてしまったので薬を追加。目が覚めた後、薬の副作用なのか泣いて泣いてちょっとパニックになり今までに見た事のない状態でちょっとびっくりしました。あまり薬は使いたくないけどしょうがないのかなぁ…。それでもこの日の夕食は完食し一安心。夜はなかなか寝付けず9時過ぎに疲れ果てて就寝。 



ren.2.jpgMRI1.jpg

























【4/29】 

祭日だった為検査などはなく足に包帯をまいて牽引の練習。午前中に看護師さんにお風呂に入れてもらうが大泣き、しかも大暴れ。でも最後に「あっとー!」(ありがとう)と言う。(笑)
牽引は休憩を入れながら進めます。途中抱っこもできるし起きてお座りしたまま食事をしたりDVDを見たりして過ごしました。この日もなかなか寝付けず9時半頃就寝。 



【4/30】
朝から完食し体調良好!
明日鋼線牽引に切り替えるかを先生と相談。

実は入院前に鋼線牽引のことは聞いていて正直この鋼線牽引には抵抗があり先生にその事をメールで相談していました。やはり足(膝の上あたり)に穴を開けるとなると全身麻酔だし、跡は残るし、化膿しないかなどと不安だらけでどうしたものかと考えていたら先生が既に鋼線牽引をされた子の先輩ママさんを紹介してくださいました。何度もそのママさんにメールで相談しました。そのおかげで大体の事は把握することができたし、その子が今元気に歩いている事も知っていたのであとはマルにとって牽引期間ができるだけ短い方が良いのではないかということで鋼線牽引にすることを決断しました。 

明日の全身麻酔に備えて、胸部レントゲン、採血、尿検査、心電図、股関節のエコーをとる。なるべく寝ている間に済ませる為に昼寝のタイミングで行ったのですべて終わったのは夕方の5時半でした。
今日の検査で泣いて暴れて大汗をかいたので特別にシャワーを浴びさせてもらいスッキリしたあとに夕食。もちろん完食!食欲旺盛な子で良かったとこの時本当に思いました(笑) 

しかし夜は寝ようとしない。眠そうな素振りをするけど寝ない。昼間の検査、検査、検査で興奮がさめない様子。しかも看護師さんを見る度に次は何をされるかと怯えるようになった。実際看護師さんはとても優しいのだがマルにとってはそうは写らないらしい。結局寝たのは午後10時半でした。 



【5/1】
鋼線刺入の為の手術。
朝から絶食。水分は9時半まで許可。何かを察するのか朝から警戒している。
手術開始時間は12時。11時20分頃液体の睡眠剤を飲む。最初は興奮していたが徐々にもうろうとしてくる。12時10分、お迎えが来て手術室へ移動。20分頃中へ連れられて行く時「げんこつ山のたぬきさん」と「大きな栗の木の下で」の手遊びをしながら落ち着かせた。意識がもうろうとしていく中でもママ~と泣いている姿に涙が止まらなかった。
控え室で待機していたら13時10分、マルが無事に病室に戻ってきたと知らせがくる「ママを探してます」と聞き本当に無事な事を確信。
病室へ行くと「あっこぉ~あっこぉ~」(抱っこ)と泣いていた。麻酔は覚めているが副作用による錯乱状態。「あっこぉ~」と言うが抱きしめてあげると「いやぁ~」と言い私を押しのけ、また「あっこぉ~」と繰り返す。目は開いてるのにまったく私が見えていない様子。自分の髪をかきむしる。1時間ほどとても辛い時間が続いた。疲れたのかその後眠るが30分ほどで目を覚まし再び錯乱し、しばらくしたら私に気づき手を強く握ってきたのでホッとする。
その後は落ち着いたので聴診器でお腹が動いていることを確認してお茶を二口飲む。吐き出す様子もないので今度はりんごジュースをもらう。これは一気に飲み干しおかわりをもらう(笑) 夕食は完食!再び安心する。
かなり疲れた様子で20時半頃就寝。看護師さんのお話だと朝方3時頃足の痛みを訴え熱も7度後半あり座薬を入れてもらいその後また眠ったようです。

辛い思いをいっぱいさせてしまいました。私はそばにいることしかできないのでいっぱい甘えさせてあげたい。昼間はDVD以外に歌を唄って手遊びをして過ごしています。今は早く看護師さんに慣れてくれる様に願ってます。



PR

2008/05/03 股関節脱臼 Comment(0)

COMMENT

COMMENT FORM

NAME
MAIL
WEB
TITLE
COMMENT
PASSWORD

カレンダー
 
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
 
 
プロフィール
 
HN:
TAKA
性別:
非公開
自己紹介:
娘が股関節脱臼と診断され悩み不安を抱えた時に股関節脱臼闘病記などのサイトでたくさん情報をいただき助けられた経験から同じように悩まれてるパパさんママさん達の参考になれば幸いです。

今は股関節脱臼だったことが嘘のように元気です。私のブログの方で度々登場します。ブログはこちら↓↓
【 one day * 】


ポーちゃんは15歳4か月元気に生き、虹の橋を渡りました。
その2年後、ぽーちゃんがきっかけで新しい家族を迎えることとなり現在一緒に暮らしています。きぃちゃんと言います。きぃちゃんの日常【wan life 】も宜しくお願いします。


管理者ページ
 
 
リンク
 
 
 
最新記事
 
(12/11)
(09/15)
(09/07)
(06/17)
(03/26)
 
 
アーカイブ
 
 
 
カテゴリー
 
 
 
最新コメント
 
[03/29 にこ]
[09/23 taka]
[09/23 Yママ]
[09/18 taka]
[09/18 taka]
[09/18 みゅうママ]
[09/18 Sちゃんママ]
[09/17 taka]
[09/17 Sちゃんママ]
[03/12 くーこ]
 
 
カウンター